こんにちは、房総の案内人ボビーマジックです。
九十九里浜の南端近く、太東崎のすぐ近くに浮かぶ小さな島「雀島」。
かつては磯遊びや釣りの人気スポットとして多くの人で賑わいましたが、2024年3月にいすみ市を襲った震度5弱の地震で、その姿は大きく変わってしまいました。
今回は、2025年8月現在の雀島の景色と絶景ポイント、そして過去に訪れた時の姿を写真とともにお届けしますね!
まずは現在の雀島の景色から!
国道128号線下り車線を左折して海側の道路に入ってほんの数分、右カーブを過ぎたあたりに突然雀島が見えてきます!
この日快晴だったので、青い空と海に囲まれた島がくっきりと見えました。

防波堤から望む雀島の様子。
青い海の中にぽつんと浮かぶ姿は、今も存在感がありますネ゙。

更に近くから見た雀島の岩肌。波の力で削られた断面が、自然の造形美を感じさせます。
崩れる前の雀島と磯遊びの思い出

こちらは2021年7月の雀島の様子です。
全然違いますよね!今ではすっかり分割してしまった隣の岩と雀島は一体となっていて、いまよりもモヒカンもふさふさ・・・、でなく、島が一回り大きかったことが分かります。

少し角度を変えた一枚がこちら。
「この姿こそ雀島だ!」と感じる方も多いのではないでしょうか・・・。
そして、今でこそ立入禁止になっているエリアも、2024年2月までは自由に磯まで降りて遊べました。

こちらは干潮時の磯遊び中の様子。
潮溜まりには小さな魚やヤドカリ、カニがたくさんいました。

磯遊び途中で見つけたカニ。
岩陰からひょっこり顔を出す姿に夢中になったものです。

カニはたくさんいましたし、ヤドカリもちらほらいましたヨ♪
現在は立入禁止に
残念ながら、2024年3月の地震でも崩落以降、雀島周辺は立入禁止となっています。
波打ち際から眺めることはできますが、島の近くまで行くことはできません。


(2025年8月現在):残念ながら、立入禁止の看板とロープがまだ設置されたままとなっていました。


ところがこの日はお盆休み真っ最中だっただからか、10名以上の方が立入禁止を無視して雀島付近で海水浴をしていました。
個人的には、崩れた雀島自体が危険なだけで、砂浜全体まで立入禁止にする必要があるのか疑問に思う部分もあります。
とはいえ、立入禁止区域に入る行為は法律上も安全面でも問題があり、思わぬ事故につながる可能性があります。
訪れる際は、ルールを守って安全に楽しみましょうネ゙。



もちろん自己責任ではありますが・・・。行政の指示には従いましょうネ゙♪
太東崎灯台と太平洋の絶景
もうひとつのオススメはこちら!
雀島から車でほんの数分で到着できる太東崎灯台は、180度以上太平洋を見渡せる絶景スポット!


灯台自体はこのような感じで、小さな灯台です。
可愛らしくもあり、また青空とのコントラストが美しくもあります。


いっぽう海側は、真正面に広がる太平洋の大海原。
海と空が溶け合う、どこまでも続く水平線が圧巻です!


灯台前の展望エリアには、このような戦争遺跡も。
昔から眺望が良い場所として利用されていたんですね〜。


こちらが展望エリア全体の様子。
灯台の海側は芝生広場のような展望スペースになっていて、海風を感じながら景色を楽しめます♪


記念撮影にピッタリの可愛いベンチも設置されていました。
海風が心地よい日が多いので、ここでゆっくりと景色を眺めるのもアリですね!
まとめ
- 雀島の現在:崩落の影響で立入禁止。遠くから望む姿は健在。
- おすすめ撮影スポット:防波堤手前、太東岬の高台。
- 過去の楽しみ方:磯遊びや生き物観察が人気だった。(雀島付近だけを立入禁止にして、砂浜までは立入OKにしてほしいところです)
- 太東崎灯台:太平洋の大パノラマを楽しめる。
今では磯遊びができなくなりましたが、遠くから眺める雀島は変わらず美しく、灯台とのセットで訪れるのはやっぱりオススメです!
2025.8.15 ボビーマジック
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