「千葉県内屈指の規模の城跡」戦国大名里見氏の本拠地、久留里城訪問記

こんにちは、ボビーマジックです。

今回は、里見八犬伝でお馴染みの戦国大名「里見氏」の居城、久留里城の訪問記です。

関東に覇を唱えた小田原北条氏を向こうに回し、一歩も引かずに渡り合った戦国時代の房総の覇者、、里見氏の本拠地だっただけあって、かなりの規模のお城だったことが伺えました。

そして、まさかここで里見氏対北条氏の戦いまで繰り広げられていたとは・・・。

歴史の舞台へ、一緒に散策にまいりましょう!

目次

里見氏の本拠、久留里城

写真は久留里城の模擬天守です。

本丸に位置するこの天守にたどりつくまで、駐車場からの標高差はなんと100メートル!

気合いを入れて登りましょう!

写真は駐車場からすぐのところから見た、二の丸へと続く道の様子です。

よく見ると杖が用意してありますね。険しい道のりを予感させます・・・。(^_^;)

標高差100Mを示す案内坂。道も急坂です。

夏の城攻めは、もれなく大汗がついてきますネ。

まだ5分も登っていないにも関わらず、すでに汗だく。(^_^;)

休憩のためのベンチが設置してあるのも十分納得です。

駐車場から登ってくること10分ほど、「薬師曲輪」に到着です。

下に見えるのはかつて城の三の丸にあたる場所だったそうで・・・。

しかもこの田んぼのあたりで、攻め寄せてきた北条勢2万の軍勢との合戦があったそうです。ち、近い・・・。(^_^;)

ボビー

ここでこんなに大きな合戦があったなんて、知らなかった!

薬師曲輪の付け根にあたるのが、二の丸です。

二の丸には有人の資料館もあり、一息いれるには絶好の場所になっています。

ボビー

残念ながら休館日でした。旧久留里藩の資料などが展示されています。

駅前散策で、旧家の跡を訪ねた新井白石さんです。

こんなにいかつい顔をしていたのでしょうか・・・?

上総掘り」という井戸掘りの装置も展示されていました。

今でもアフリカなどでは使用されている技術とのことで、けっこうすごい技術みたいです。

かなりの暑さだったので、本当は資料館で涼みたかったのですが、休館日では仕方がありません。本丸に向かいましょう。

二の丸に向かう途中、井戸の案内看板がありました。

ここは本丸近くですので、ふもとの駐車場から標高100M近くも登っています。

なのに井戸水が今でも湧いています。恐るべし、久留里。

やってきました天守閣。やっときました・・・。(^_^;)

久留里城も千葉県によくある疑似天守です。それはそれとしてけっこう格好良いですネ♪(^^)

それと城攻めは、夏にするものではないですネ。

(模擬天守とは、資料等に基づいた復元天守とは異なり想像で作られた天守の事ですが、ここや大多喜城はじめ、千葉ではほとんどが模擬天守です。)

天守の隣に天守台跡がありました。

文化財保護の為天守を乗せなかったそうですが、他の城はガンガン天守台跡に城を建てているのに、意味不明です。

角度を変えて、天守を乗せてみましょう!

うん、違いますね。想像以上にカッコ悪いです。

このままの久留里城でいていただきましょう。

ここまできたら、天守に登ってみましょう!

ボビー

眺めは抜群です!

久留里城は遺構もかなり残っていて、千葉ではトップクラスの城跡だと思います。

(これは多数の城好きからも、同じ意見と言われます。)

城下町の井戸巡りとセットで、久留里城もぜひいかがですか?

房総の穴場スポット、久留里のご紹介記事でした♪

(2022年)3/17追記 久留里城趾資料館

この日は開館していたので、久しぶりに資料館へ。

中庭に展示してあった、上總堀りの装置が撤去されていました。

千葉市は上総国かとばかり思っていましたが、ほんの一部なんですね!

2階は撮影禁止でしたので、ここまで。

他は昔の道具や、旧久留里藩士の写真などが展示されていました。

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この記事を書いた人

千葉(九十九里地域)在住。2人の娘のパパで、奥さんも一緒にブログを楽しんでいます♪福島県出身なので、千葉~福島間の記事を中心に、温泉やお城、グルメ情報などを発信していこうと思いますので、よろしくお願いします!
2023年4月以降、月間PV数が1万を超えてきました。たくさんの方にご覧頂いて本当に嬉しく思います。
(2023年3月には5万PVを突破しました。本当にありがとうございます!)
今後も、地元房総と故郷福島を中心に、地元民目線でいろいろご紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします♪

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 初めまして。都内の作家です。
    近々の館山城・久留里城の、城下もふくめて掘り下げた記述を楽しく拝見させて頂きました。
    お恥ずかしながら昨年の館山市立博物館の企画展で小説原画が飾られておりましたが、その文を描いた者にて、10年近く里見正史に携わりました。
    最近はファミリーヒストリーで千葉真一の家系が里見に近いところへ行く説明を前館長が説明されてました。また、7月19日の「英雄たちの選択」では、NHKとしては初の、八犬伝以外の里見を取り上げます。どうぞ皆様にもお知らせ下さい。
    房総はとても大好きな場所です。これからもいっぱい発信してください。
    楽しませていただきました。
    ありがとうございます。

    • 夢酔藤山さん、コメントありがとうございます。
      作家の方からすれば、かなり拙い文章だと思いますが・・・。お褒めいただきありがとうございます!
      戦国大名としての里見氏ですか!房総の覇者としての里見氏にスポットライトが当たるのですね~!(興味深いですね!)
      また、房総の魅力を少しでも発信して、微力ながら地域活性の一助になれたらとの思いも込めて、ブログの発信を続けています。
      お小遣いをすり減らしてあちこち行っているのですが(苦笑)、勇気が湧いてまいりました。頑張ってまいります!
      励ましのお言葉についても本当にありがとうございました。

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