こんにちは、ボビーマジックです。
今回は、白河市にある日本100名城の一つ「白河小峰城」に行ってきました。
こちらには静岡県の掛川城などと並び、木造での復元天守(櫓)のはしりとなった三層櫓があるのですが、なんと嬉しいことにQRコードを活用して、本丸御殿や門などをその場で映像を使い再現できる様になっていました。
角度によっては、本丸御殿と三層櫓を一緒に写真に収めることも可能です。
(ちなみにアイキャッチ画像が本丸御殿(VR)と三層櫓(本物)のコラボです。意外に楽しめますヨ!)
歴史館から順に、お城をじっくりと見学してきましたので、ぜひご一緒にご覧ください♪
小峰城歴史館


小峰城に到着したのが午前9時前でした。
ここで一番の見どころの三層櫓は、9:30から見学可能のようです。
すでに待機していたボランティアガイドさんのお勧めで、9:00から開いている歴史館からスタートすることに。
(一緒に歩いていったので外観を撮りそこねましたが、二の丸内にある目立つ建物です。)

「今復元されているのはここです」と、ガイドさんが説明してくれています。
それは全体から見るとほんの僅か。かつてはかなり大きなお城だったのですね!


かつての小峰城の様子や、今の小峰城の見どころをしっかり予習してからの城攻めは、後で振り返ると大正解でした!
かつての登城風景を10分ほどにまとめたアニメ映像も興味深いもので、資料館に行ってからの本丸方面の見学を強くお勧めします!

展示パネルです。直線で300メートルは離れているJR白河駅のロータリーの先に大手門があったようで、奥州の玄関口にふさわしい規模の城郭だったことがうかがえます。
現在では(写真の左上)本丸周辺の、全体からすると2割ほどが小峰城址として残されています。

歴史館の入場料は、大人300円で中学生以下は100円。
それほど大規模な歴史館ではありませんが、「しっかりと予習をしてから実際のお城に行っての見学」という形になりますので「オススメ!」ですヨ。
(一部のパネルを除いて、写真撮影も大丈夫でした。)
小峰城(実物とVRのコラボ)


城内に3ヶ所、QRコードを読み込ませると、かつての建物がスマホの画面を通して見られるようになっていて、写真を撮ることが出来るようになっています。

かつては正面に清水門、また二の丸全体には屋敷や厩、兵舎等が建ち並んでいたんですね!

清水門(VR)と三層櫓(本物)のコラボ。清水門には復元計画があるそうですよ!



本丸御殿のVR画像を入れながら、三層櫓を一緒に撮ることも一定の角度でなら可能です。
ちなみに、松平定信公の時代にお城全体の精密な測量をした記録が残っていて、それを元に三層櫓の木造復元や、このVRの画像が再現出来ているそうですヨ。

しっかりとした資料を基にして作った映像なので、
単なる想像ではないのがミソです♪


こちらはすべて実物。やはり風格が違います!
少しずつ門や塀、櫓が復元されていくといいですよね♪


かつて桜の木が植えてあり、「桜門」と言われた門があったそうです。
そしてその向こう、右手を登っていくと「富士見櫓」があったそうです。
福島で富士見櫓?と疑問に思ったのですが・・・。



江戸時代には、櫓から富士山が見えていた可能性が高いみたいですよ!
とのこと。びっくりですね!
三層櫓内部




さて、いよいよ本丸にそびえ立つ三層櫓に向かいます。こちらはなんと入場無料!
募金箱が置いてあるのでちょっぴりだけの気持ちを入れて、中にお邪魔します!




ここの三層櫓は地元の木材を使って復元したそうで、戊辰戦争の激戦地の木材も含まれています。



平成に復元された建物とは思えないほど、歴史の重みを感じます。


ここまで忠実に再現されているのですね!
残念ながら戊辰戦争で落城してしまいましたが、こういった形で激しく抵抗していたのでょうね。


位置は若干ずれますが、駅のホームの向こう側の白い建物の辺りが大手門までの距離だったと思うと、なかなかの城郭だったことが実感出来ます。
少しずつ復元して、できる限りかつての威容を取戻してほしいものですね!


最後に(VRは抜きで)。11月に入ると福島の紅葉はイチョウやモミジを除いては、ほぼ終了です。
モミジ越しに1枚とってみたのですが、この角度も悪くないですネ♪
福島に3つある100名城の一つ、白河小峰城の訪問記でした。






2021.11.19 ボビーマジック
更新の励みになります。ポチっとお願いします♪(^^)
人気ブログランキング


にほんブログ村
コメント